第4話  コロナ5類 本文へジャンプ
「治療室の小窓〜徒然なるままに〜」のページで、2020年以来始まった、
コロナ禍についてお話することが、何度もありました。
その多くが、トンネルの先が見えないことへの不安や戸惑い、
それでもなお、とにかくトンネルの出口に向かっていると信じて、
歩みを止めずに行こうと、自分自身や、読んでくださっている方に、
エールを送る内容が多かったと記憶しています。

WHOも、新型コロナ緊急事態宣言を終了と発表し、日本国内でも、
今年の大型連休は各地に大勢の人が押し寄せ、インバウンドも
息を吹き返し、5月8日から法的位置づけが5類に引き下げられます。

ただ、WHOも「世界的な公衆衛生に対する脅威が消えたわけではない」と
警告し、日本国内でも、医療機関を中心に慎重を期す傾向はあります。

またいつ、変異ウィルスが出現するか解らないし、
インフルエンザに対するタミフルのように、飲んだら劇的に回復し、
翌日から外に出たい衝動を抑えるのが苦痛だったなどと言う人が居る程、
効果抜群の薬が今だにコロナには無い以上、油断はできません。


とはいえ、この連休は、本当に日本中の観光地に活気が戻り、
本来のあるべき姿が久しぶりに見られ、嬉しい気持ちになりました。
ただ食べていく為や子孫の為に働いて生きるのみでは満足できない、
人々と喜びを分かち合ったり手を取り合って楽しんだり、
そこに、生きている喜びを実感できるのが人間です。

今後は、アフターコロナ、ウイズコロナの生活を世界中で上手に、
さじ加減しながら工夫しながら進んでいく事が求められ、
今までのコロナ対策の検証とさらなる研究が進む事が期待されますね。

それにしても、ウクライナ状況は一向に改善しないし、
それに伴って、エネルギ―問題や世界的な物価高は解決しそうになく、
日本の人口減少問題や、能登地域の群発地震など課題は次々と、
発生してきますね・・・

一人一人の人生そのものと同じで、これで全て完璧!ずっと絶好調!
というわけにはいかないものなのでしょうね・・・

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