第1話 岡山、きてます!! 本文へジャンプ

このところ岡山が何かと全国的に注目されています。
全国高校サッカー選手権で、岡山県勢悲願の初優勝を果たした
岡山学芸館高校男子サッカー部。
全国都道府県対抗駅伝3区で圧巻の17人ゴボウ抜きを達成し
区間新記録を打ち立てた、津山鶴山中3年生のドルーリー朱瑛里選手。
そして、この2年ほどで世界的に注目を集めているソロアーティスト
藤井風・・・

私は大学時代を始め、鍼灸師になってからも(コロナ禍は別として)
上京して、東京や関東以北の人と接することが度々ありましたが、
大体において岡山はやはりマイナー県だと痛感することが多かったです。
「倉敷」は知っていて素敵な街らしいね、と言う人がいても、「岡山」と
聞いても特にリアクションが無く、ひどい場合は「倉敷って岡山県なの?」
「岡山って、広島の向こうだっけ?」と言われる始末・・・
桃やブドウのフルーツ王国ですよと言っても、関東界隈では山梨や福島
の方が圧倒的地位を築いているので、イマイチな感じ。
とても残念な「岡山県」でした。

ところが、私にとって感動的な出来事があったのです。
それまでの、岡山県人であることへのある種の劣等感が、
一気に払拭されるような出来事が・・・
それは、私が藤井風君のライヴでパナスタに行ったときの事です。
隣の席に座られた東京からの女性が、岡山から来たという私を、
まぶしいものを見るような眼差しで見つめ、色々お話してみると、
「行ったことないんです」と言うわりには、やたら岡山に詳しく、
岡山弁って可愛いですね、今、勉強してるんですよ、とにっこり・・・
風君効果はすごい、魅力的な人や出来事によって、その地域の、
価値がこれほどにまで上がるんだと痛感しました。

都道府県別魅力度ランキングでも、32、3位辺りだったと記憶していますが、
前述したような注目される人達によって、岡山の認知度が上がるといいねと、
患者さんたちと話しています。

ウイズコロナが次第に現実的になり始め、各種エンターテインメントも、
活発になると予想される2023年。
3月に開幕するWBC日本代表の、オリックス山本由伸投手の活躍も、
楽しみですし、同じ備前市出身の、フィギュアアイスダンスの小松原美里
選手、そのライバルになっている高橋大輔選手、また今注目のBMXの
大池水杜選手など・・・岡山出身の選手達の今後の活躍が楽しみです。

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