今年は桜の開花から満開の期間中、花冷えが続いたうえ雨風にさらされることもなかった為、例年より長く、桜を楽しめましたね・・・
お休みの日でゆっくりすごせる時間があって、しかも桜が満開という、
ここ数年巡り遭えなかったタイミングで、私も操山公園里山センターで、
ゆったりとお花見を堪能しました。

操山公園里山センターは岡山市民の憩いの場で、自然観察会や歴史講座等の
イベントが行われたり、操山への登山口の一つにもなっています。
その駐車場までの道が桜のトンネルになっていて見事でした。

ここから、15分ほど登ったところに、「旗振り台」という場所があります。
「旗振り台」は、5世紀前半に築造されたと推定される古墳で、当時の吉備国の
一部を治めた豪族が葬られていたという方墳。
江戸時代には、大阪からの米相場の情報を、旗振り通信で下関まで送った拠点に
なっていたという、なんとも時代のロマンを感じさせる場所です。
遥か彼方に、水色の山がかすかに望めますが、これは香川県の小豆島です。



私は時々、この操山に登るのですが、２００ｍ余りの小高い山で登りやすく、
沢山ある登山口によっては、ちょっときつい登山道もあり、自分のペースに
合わせて登れる、とてもいい山です。
旗振り台古墳以外にも多数の古墳があり、地元の小学生の遠足スポットにも
なっています。