今、岡山の瀬戸内市にある駄菓子屋さんが、テレビの全国放送や、SNS、
雑誌などでちょっとした話題になっている事をご存じの方も多いと思います。
ちょうど近くなので、お墓参りの帰りに、初めて寄ってみました。
のどかな山村の一本道を車で走っていくと突如、場違いなドデカい倉庫が。
ガードマンの誘導で駐車場に入っていくと、県外ナンバーの車、また車・・・
広大な駐車場はいっぱいで、夏休み真っ只中の子ども連れのファミリーや、
老若男女大勢の人達が順番に入り口を通過する為に列を作っていました。
中に入った人達は、皆口々に思わず「わぁ〜!!」
約2500uという売り場に5000種類もの駄菓子が所狭しと並べられて
「わぁ懐かしい〜」「遠足にいつも持って行ってた」「まだこんなんあるんや」
と、テンション爆上がりです。
カートの上下に乗せた買い物かごを満載にしている人も少なくありません。
私も、幼い頃買ってもらって大切に大切に食べていた、懐かしいパッケージ
そのままの飴やチョコレート、ラムネなどいっぱい買いました。
どれも安くていっぱい買っても大した出費にはなりませんし、大きいレジ袋も
無料で付けてくれます。
社長さんは、自分の道楽でやってますと公言されるだけあって全く商売気は
感じられず、それも人気の理由と思われます。
赤色の着物にちょんまげと鼻眼鏡を付けたチンドン屋さんの格好で、時々、
サプライズで店内に現れるようで、子どもたちの人気者になっているようです。
最近では、瀬戸内市からの要請を受け、大規模災害時に全国から集まる
消防、自衛隊、警察、医療関係者が駐車場に車を停めてテントを張り、
宿泊スペースとして活用し、店内のトイレや水道なども使えるようにという
協議を進めて、先月7月には締結式が行われました。
車約500台収容できる駐車場は、2万uの広さというのですから、
大規模災害が稀なことでなく、いつどこで起きてもおかしくない昨今、
確かに頼もしい存在です。
勿論、利用することの無いことがベストですが・・・
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